第4話 -静かな前兆-

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麻壬苗朱梨 「はぁ…はぁ…はぁ… どぉしたの今日…はぁ… 早いじゃなぃのさぁ」 瑞鳴香 「ジュースかかってるし たまには早起きしなぃとねぇ」 たまたま起きて 二度寝に失敗しただけじゃないか…。 麻壬苗朱梨 「そぉなんだ… 明日も続けれたらいぃんだけどねぇ~」 瑞鳴香 (母さんと同じ事を) 「あ…当たり前じゃなぃ もぉ大人なんだからっ」 香は自信の無さに動揺した。 麻壬苗朱梨 「てかさぁ… 実は気になる人出来たんだ私」 瑞鳴香 「えっ!?ウソッ!? 早くなぃ!?」 麻壬苗朱梨 「うん… 同じクラスの人なんだけど」 瑞鳴香 「誰誰誰誰ぇ~っ!?」 麻壬苗朱梨 「下の名前ゎ分かんないんだけど… 響って人」 瑞鳴香 「ちょっと分かんなぃから 今日見てみよっと」 麻壬苗朱梨 「ちょっ!? 不自然にしなぃでよっ!?」 瑞鳴香 「私が気になってるわけじゃなぃよ? 何すんのよ」 麻壬苗朱梨 「それもそぉだね… 何言ってんだろ私 ははっ!!」 瑞鳴香 「朱梨ったら本気になったりしてぇ… はははっ!!」 そして2人は校門へ着いた。 瑞鳴香 「ねぇ朱梨 まだ時間あるから ちょっと桜並木見て行かなぃ?」 麻壬苗朱梨 「いぃよ 私も昨日ゆっくり見たいって思ってたんだぁ」 香と朱梨は一体何を思い、 桜を見ていたのだろう。 桜という木には、 儚さ 美しさ そして 見ている者に 何かを考えさせる力を持っている。 瑞鳴香 「もぉそろそろ行きますか」 麻壬苗朱梨 「そぉだね 行こぉか」 2人は桜並木を後にして、 玄関へと歩いた。 瑞鳴香 「響っ響っ」 香は意地悪気にボソボソっと言った。 麻壬苗朱梨 「えぇっ!? 何よ急にっ!? 止めてよ香 近くにいたらどぉすんのよっ!!」 瑞鳴香 「響っ」 麻壬苗朱梨 「止めてってばっ!!」 瑞鳴香 「はぁ~い すみませんでしたぁ … … 響っ」 麻壬苗朱梨 「もおっ!! 知らないっ!!」 瑞鳴香 「あっ!! ごめんごめんっ!!」 麻壬苗朱梨 「んじゃジュースね?」 瑞鳴香 「えぇっ!? それって酷くなぁい!?」 麻壬苗朱梨 「冗談よじょ~だん」 瑞鳴香 「ビックリしたよもぉ~」 香と朱梨は玄関に入り、 教室へ向かった。
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