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瑞鳴香
「あのさぁ…
友木先生って今日も
あのテンションなのかな」
麻壬苗朱梨
「多分今日は在校生もいるから
昨日程はアゲアゲじゃなぃでしょ
一応あぁ見えて教師なんだし」
瑞鳴香
「ですよねぇ~
間違っても
腐っても
あくまでも教師ですからねぇ~」
麻壬苗朱梨
「んもぉ教師の中でゎ
今んとこ一番いぃんだから
そんなに言わなぃでよぉ」
瑞鳴香
「はぃはぃ分かりましたよぉ~
冗談じゃん冗談」
ガラガラ…ガラガラ。
トコトコトコトコ…ガタガタッ。
2人は教室に入り、
席に着いた。
自分達は学校に
早く着いたにも関わらず、
桜並木を見ていたせいか
ほとんどの生徒達が席に着いていた。
瑞鳴香
「結構ギリギリだったりして」
麻壬苗朱梨
「ちょっとのんびりし過ぎたかもね」
トコ…トコ…トコ…トコ…。
ガラガラッ…ガラガラッ。
担任教師
「みんなおはよぉ御座いますっ!!
今日も1日…
頑張りますかーっ!!」
シィ~ン…ザワ…ザワ。
麻壬苗朱梨
(ををっ!?今日もアゲアゲ!?
やっぱいぃわぁ友木先生)
朱梨はニコニコしていた。
瑞鳴香
(まぁたぁやっちゃったよぉ…
懲りなぃよなぁ~
朱梨ゎこんな感じがいぃのかなぁ…?)
香は複雑な顔をしていた。
担任教師
(ま…まただ
ウケる筈なんだけどなぁ…)
ただアゴをしゃくっただけじゃないかオッサン。
担任教師
「はいっ!!
じゃあ出席を取りまぁす」
そう言うと、
昨日の様に出席を取り始めた。
香はいつもの様に返事をし、
朱梨は昨日より元気に返事をした。
友木に絡まれた事は言うまでもない…。
瑞鳴香
(響ってどんな生徒なんだろ…
早く名前呼ばれなぃかな)
担任教師
「え~
響っ!!」
響紅汰朗(ヒビキコウタロウ)
「はいっ!!」
担任教師
「オシッ!!
響と麻壬苗はいつも元気だな
大変良ぃ事だぞぉ~
他のみんなも元気に…
いきますかーっ!!」
シィ~ン…ザワ…ザワ。
だからアゴがしゃくれているだけじゃないか、
しゃくるだけなら猿でも出来るわ。
響紅汰朗
(名指しかよっ!?
恥ずかしいっつぅのっ!!)
麻壬苗朱梨
(何も名前呼ばなくてもぉ~
恥ずかしぃじゃなぃ)
朱梨は不意に紅汰朗の方を見た、
紅汰朗も不意に朱梨の方を見た。
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