第4話 -静かな前兆-

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麻壬苗朱梨 (ドキッ!! ヤバぃ目が合っちゃった…) 響紅汰朗 (あっ 麻壬苗って子可愛ぃかも) 瑞鳴香 (まただ…普通にしとけばいぃのにぃ~ 怪我しかしないんだからぁ てか… 響君てあの生徒かぁ~ なんか朱梨が好きそぉな感じゎするな…うん) そして1時限…2時限と過ぎていき、 昼休みになってゆく。 国語教師 「…で…あるからして… こう言われています 皆さんはここを良く覚えておく様に」 生徒一同 「はぁ~い」 国語教師 「じゃあそろそろ時間だか…」 キーンコーンカーンコーン… とここで 4時限終了のチャィムが鳴った。 国語教師 「はぃではまた明日 ちゃんとポイントは覚えておきなさぃね?」 生徒一同 「はぁい」 瑞鳴香 「お腹減ったわぁ~ 食べよ食べよっ 朱梨もお弁当でしょ?」 麻壬苗朱梨 「うん そだよぉ~」 瑞鳴香 「じゃ一緒に食べよ」 ガタガタガタガタッ。 2人は席を繋げ、 弁当を食べ始めた。 瑞鳴香 (そぉいぇば響君もお弁当なのかな?) 辺りを見た香は、 紅汰朗が弁当だという事を知った。 瑞鳴香 「ちょっとビックリさせちゃおかなぁ~」 そして香は紅汰朗に声をかけた、 丁度紅汰朗は1人で弁当を食べている。 瑞鳴香 「ねぇ響君 良かったら一緒に食べない?」 麻壬苗朱梨 (なっ!? 何言っちゃってんの香っ!! 「ちょ…ちょっと香…」 笑顔の香に、 少し赤ら顔の朱梨は戸惑っていた。 響紅汰朗 「あっ一緒にいぃの? もう1人の…あの… 麻壬苗は大丈夫?」 瑞鳴香 「大丈夫よねぇ~朱梨?」 香はニヤニヤしながら朱梨を見た。 麻壬苗朱梨 (えぇっ!? イキナリ過ぎじゃなぃっ!? しかも強引だし) 「い…いぃよ全然大丈夫 空いてるからそこ… 座ったらいぃよ」 こうして3人は2つの机を囲み、 弁当を食べた。 瑞鳴香 「そぉいぇば響君てさぁ… 部活かサークル決めた?」 響紅汰朗 「まだ具体的には決めてなぃかなぁ… 基本体使う感じのがいぃんだけど」 そう言うと バッグの中から水筒を取り出し、 白っぽく 少しトロみかかった液体を 飲み始めた。 麻壬苗朱梨 「響君…それ何飲んでんの? 甘そぉな匂い… バナナかなぁ」 響紅汰朗 「バナナベースのプロテインだよ」 瑞鳴香 「プロテインッ!?」 香はビックリして、 思わず声を出した。
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