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さっきまで話題に出てた彼が隣に座っていた。
「………」
佐宗君は、無言で私の方を見た。
吸い込まれそうなくらい綺麗な瞳をしている。
「わ、私間宮空(まみやくう)!よろしくねっ?!」
慌てて自己紹介をする。
「……………よろしく」
唇をあまり動かさず答えると、ふいと私から視線を外してしまった。
美砂の情報通り。
怖いくらい愛想がない………………!!
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