初夏の音
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部活は外で満足行く練習ができなかったためか割と早く終わった ケンジは自主練とモヤモヤを消す両方の意味で一人でシュートを打っていた 『外れてばっかりだなぁ…何でかなぁーもぅ』 集中力が欠けているのか全く入る気配がしなかった ゴールからシュートしたボールが大きく外れ、校庭の真ん中の方に転がっていく 『あーっ!もぅ!!』 ボールを追い掛けていくとそこにはコウがいた
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