雪の記憶

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次の日、真っ先に声をかけてきたのはコウだった   『おはよ!何か昨日からすごい緊張してドキドキしてんだけど!どうしよう!?』   ケンジには悩ます言葉だった   『もうクリスマスまで2週間ないからね…今のうちにプレゼント買って準備でもしてれば?』   『あっそっか!そうだよなぁ…何買おう?』   『お前さぁ…隣に住んでるんだから少しは欲しいものくらい自分で考えろよ』   『そうだよな、でも付き合ったら親が1番驚くだろうな?』   『そうだな…うまくいくこと祈ってるよ』   『サンキュー♪本当にケンジに話せてよかったよ!』   そういってコウは自分の教室に帰っていく   ケンジはコウを励ましている訳ではなく、言葉通り元気をあげているようだった
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