白の空間

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そして受験の日を迎えた   この日だけは遅刻しないようにと言う意識を高め、一人で高校に向かった   普段では考えられないくらい早く受験会場についた   (一時間も早く着いた…参考書でも見てよっと)   そんな思いで参考書を見て時間を過ごしていた     30分が経った頃だった   ケンジは参考書を読むのをとっくにやめ、お気に入りのCDを聞いていた   リラックスするには良いが、次の瞬間には心拍数が急激に上がったんだ   コウとユキが目の前にいた
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