好き!

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「でも、みさが俺の名前アドに入れてくれるまで諦めないから」 「え?」 「なんだよ」 「前のアド入れてたよ? なんだ、気付かなかったんだね。 長いから仕方ないよ。 よかった、ちょっと寂しかったんだよ? あの時アド変するって言って気付いてたのかと思ってたのに、全力でアニメのアドなんだもん」 「俺馬鹿だー。 ごめん、本当ごめん! 今から入れる」 「いいよ。 もう遅いから……」 もう遅い。 その言葉はとても深く俺の心に突き刺さり、貫通してしまいそうだった。
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