大将

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「あぶねぇ…。あいつ、あんなに大きな剣を軽がると振り回しやがる。」 「フーマ様、ザキ様、あの剣には気を付けてください。あの剣には色々な能力があるらしいです。」 「ミレイ…。それってどんな能力かわかるかい…?」 「私も聞いたことがあるだけなので…。すいません。」 「そっか…。まぁ、戦ってる間にわかると思うよ…。」 「そうだな。それじゃあ、俺達も反撃といこうか!!」 「フーマ…。僕に行かしてくれないかなぁ…?僕まだ一度も戦ったことないんだよ…。」 「…よしっ、じゃあ任せたぞ、ザキ!!」 「ザキ様、頑張ってください。」 「うん…!!」 ザキは一人でドーランに近づいていった。 「ん?ザキ、お前一人かぁ?」 「あぁ…。そうだよ…。」 「…我もナメられたものだなぁ。お前一人で我に勝てると思っておるのか!!」 ドーランはザキに向かって切り掛かった。 ザキはそれを素早くかわした。 「それは…、やってみないとわからないよ…!!」 ザキは腰に着けていた袋から砂を取り出した。
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