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「…大いなる大地の力…我の神秘なる炎となれ…!!」
ザキは体に炎をまとった。
「…いくよ…!!火時雨(シグレ)…!!」
ザキをまとっていた炎の一部がドーランの頭上に溜まっている。
そしてその火は雨のようにドーランに降り注いだ。
「まだまだいくよ…!!火牢(ヒロウ)」
ザキをまとっていた炎がドーランを包んだ。
「ぬぅ…。こざかしい!!魚人に火がきくと思っておるのか!!」
ドーランは剣で炎を振り払った。
「…なら、これはどうだい…。火地(カジ)…!!」
地面に火の海になった。
「火炎波(カエンハ)…!!!」
地面から大量の火が波のようにドーランに襲い掛かる。
「ザキよ…。我の剣の能力の一つを見せてやろう!!」
ドーランは剣を高く振り上げた。
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