大将

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「…次はお前か、ミレイ。」 「…私はあなたを倒します。ザキ様のためにも!!」 「ミレイよ。本気で我に勝てると思っているのか…?我はお前の能力を…、お前のすべてを知り尽くしているのだぞ。」 「それでも私は、あなたを倒します!!」 「そうか…。残念だよ…。」 そう言うとドーランは剣を持った。 ミレイはかばんからサングラスを取り出した。 「…両腕を雷にする力か。発動条件はサングラスをつけること…、知ってるぞ。」 ミレイがサングラスをつけると両腕は雷になった。 「いきますよ!!」 ミレイはドーランに狙いを定めた。 「200万V(ボルト)…落雷!!」 ドーランの頭上からたくさん雷が落ちた。 しかし、全然効いていない。 「お前が出せるのは2000万Vまで。我は2000万Vまでは耐えれる体質になっている。多少しびれるがな。ミレイよ、お前に勝ち目はないぞ。」 「500万V…雷槍!!」 雷はドーランの体を貫通した。 「…だから、効かぬと言っておるだろう。」 ドーランはザキとの戦いのときとは違う構えをした。
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