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竹村…今なんつった?
「眉毛…揃えてみていい?」
私ににじりよる竹村(以降、内心では、さん付けにはしなくなる)。
糸切り鋏が顔に近付いて来る恐怖…
「剃刀とか眉毛切りなんて用意して来てないから、これで我慢してね。」
私の顔をガシッと掴み、眉毛に鋏が入る。
た…竹村ー!!
「動くと危ないから、じっとしててね。」
目を見開いて、私の眉毛をジョキジョキ切っていく竹村。
今まで顔に刃物を近付けた経験なんか無いから、マジ怖ぇー…
緊張で私の鼻息は荒くなってるんだろう、竹村の前髪が揺れる。
早く終わってくれ…
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