ショップ店員

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竹村は、販売の仕事だけでなく、「女」としての色々な事も教えてくれる。 スッピンで仕事に出ていた私に、化粧も少しずつ教えてくれた。 入社してから1ヶ月経った頃… 「鈴木さん、研修期間が無事終わって本採用になるから、お祝いしましょ。」 私のお祝い!? 何て粋な計らいなんだ! どうせ仕事が終わったら真っ直ぐ帰るだけの私… 断る理由が無い。 私は満面の笑みを浮かべて、大きく縦に首を振った。 「閉店作業も済んだし、サッと着替えるわね。」 竹村は試着室に入ると、本当にサッと着替えて出て来た。 「ぇえっ!?別人じゃん!!」 店長に向かって、思わず私はタメ口をきいてしまった。
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