ショップ店員

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ほんわか系のこの店のイメージとは全く違い、まるで「パネェー」とでも言いそうな出で立ちだ。 「普段はこんなんなんだよね。」 「あ、すんません。」 「今からはプライベートな時間なんで、無礼講で。じゃあ、行こうか。」 「はい!」 早番だったバイトの子にも連絡がいっていたようで、私達は竹村に着いて行く。 「どこ行くんすか?」 「お酒飲めて、ご飯も美味しいとこー。着いた、ここだよ。」 入り口から中は見えず、SPのような男が待ち受けている。 激しい音楽の音だけが聞こえて来て、普通の居酒屋とかじゃない事は分かった。 「確認があるから、身分証出してー。」 今時の飲み屋は、入り口で年齢確認があるのか… 私は、竹村に言われた通り、免許証を出した。
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