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だが…見たって英語にカタカナで読み方が書いてあるような文字ばかりで、私には何だかさっぱり分かりゃあしない。
「私カルアミルク。」
竹村に続いて、バイトの子も同じものを頼んだ。
「じゃあ、私も同じものを下さい。」
牛乳なら家で飲めよ…と思ったが、メニューを見たって分かんないんだから仕方無い。
「フードはいかがなさいますか?」
「適当にお薦めで持って来て。」
「かしこまりました。」
竹村は、慣れたように注文すると、私達のチケットを集めて全部渡した。
暫くすると、飲み物が先に運ばれて来た。
「じゃあ、鈴木さんの本採用に、乾杯!」
「乾杯!」
グラスをカンッと鳴らし乾杯をすると、カルアミルクに口をつけた。
「何すかこれ!」
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