八意 永琳と十六夜 咲夜の関係性に関する考察メモ

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 天才が何を考えているかなんて凡人には知れたものではない。天才は天才であるが故に知らぬ事を知らぬままにすることを忌避するかもしれない。嫌悪するかもしれない。    それ故に我々の観点での倫理観や道徳など、持ち合わせていないとしても不思議ではない。   蓬莱の薬が良い例だ。    八意 永琳ならば蓬莱の薬が何をもたらすか、その物語の全てを把握できただろう。  それでも彼女は作ったのだ。    何時産み、何時捨てたかなど永琳に関して言えば問題にはならない。  真に隠すべきは輝夜だけで、永琳が常に隠れていなければならない理由など本当の意味ではないはずなのだから。
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