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でもたまに辛くて苦しくて
僕が死のうとしたら君は泣きながら
「死んじゃだめだよ!誰も命無駄にしないようにって神様は寿命をつくったの」
僕を抱きしめながら震える声で教えてくれた
「だからね、命を粗末にしないで?辛くても苦しくても...私がそばにいてあげるから」
潤んだ大きな瞳で僕を見つめながら言った
「僕が辛いとき君は何時も見つけてくれるね...ありがとう。心配ばかりかけてごめんね」
今にも泣きそうな君を抱き締めた
ごめん。
もぅしないから
それから僕等は穏やかな日々をくらした
何年も幸せな時が続いた。
でも...
いくら隅っこで泣いても
息を止めても
君はもぅ来てくれなかった
また前の僕が顔をだす
明日が嫌だと言って
今を生きたくないと言って
過去に逝きたいと言って
ぐずる昔の僕が
君がいないなら僕はここに居たくないんだよ
だから僕も今から逝くね
息を止めると自分の鼓動が聞こえた
小さく脈をうってる
トクン、トクンとゆっくりと
生きるのを望んでるかのように
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