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俺はこの部屋にすむことになった。
楓はどうやら一人は寂しかったらしく、嬉しそうなのだが、俺は男としてなんともいえない気持ちだ。
なんでだって?
それはそうだろう。
男として見られてないってことになるからな。
男として見られてるのならば、恥ずかしくて泊めることなんてできないだろう。
・・・まぁ、会ってまもないのにそんな風に思われる訳ないのだがな。
とまぁ、こんなことを考えている間に、楓は学校に行く時間が来たらしく玄関で靴をはいていた。
楓「行ってきます。」
何故か敬礼しながら言った
カイ「行ってらっしゃい。」
俺も敬礼して言ってやった。
楓は何故かは分からないが嬉しそうだった。
玄関戸に手を触れようとしたとき、何か言うことを思い出したのかこっちを向いた。
楓「私以外の人が来たら隠れてね。」
そういうとさっさと行ってしまった。
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