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夜の道歩きながら
下を向いて呟く
今何をすべきなのか
何を守るべきなのか
選択を求められ
答えられずにいた時
かすかに流れるは
ピアノ奏でる舞曲
ふと見上げれば
窓明かりに
かすかに映るシルエット
音は
胸に積もり
傷跡を撫でていく
見上げた空
またたき星
綺麗に輝き落ちる
白く光る
神々しい月
心に刻みながら
選択は決めた
利益とか
打算だとか
そんなものは考えたくない
自分はただ
想うことは
自分に正直に
生きてたいと
選択は間違いではないとは
限らないけれど
今の自分には荷が重すぎる
その思いは答えられないから
僕がすべきことは
しっかりと断ること
守るべきは
自分の愛する人との約束
ただそれだけ
自分の為に
その人の為に
愛する人の為に
決断をした夜
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