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いきなり大原が話に入ってきた。
大原「スポーツが苦手だからって運動部に入っちゃいけないなんて決まりはないぞ。」
由美の方を見て言ってきたので仕方なく反応した。
由美「好きじゃないんです。もともと。」
大原「そうか…じゃあ文化部に入るのはどうだ?この学校は茶道部、美術部、書道部、吹奏楽部があるぞ。どうだ?」
暑苦しい先生だな、と由美は思う。
由美は首を横にふる。
由美「家でのんびり過ごしたいんです。もし気が変わって、入りたくなったら先生に必ず相談しますから。」
大原もようやく納得したようだった。
その後、学校の規則や一日の予定、各教科の授業の進行具合や教科書やノートの種類、明日の持ち物などの話をした。
なんだかんだで時間は1時間半も過ぎていた。
中山「手続きは以上です。何か質問はありますか?」
母は由美の方を見た。
由美はありませんと答える。
大原「はい、じゃあ以上だ。」
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