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大原は立ち上がった。
続いて中山も立ち上がり、お母さんも由美も立ち上がった。
ガラガラｰ
大原がドアを開け、どうぞと言い、由美とお母さんは先に廊下へ出た。
歩きながら大原は行った。
大原｢明日は緊張しなくていいからな。簡単な自己紹介をしてもらうだけだ。｣
由美は、はい、と答えた。
わざわざ大原と山中は職員玄関まで付いて来た。
由美が靴を履いてるとき山中は行った。
山中｢明日は教室へ行かずにまずは職員室に来て下さい。｣
最後に、ここから入ってと付け加えた。
ここ、とは職員玄関の事である。
由美は軽くうなずいた。
母｢じゃあ帰ろうか。｣
その言葉で由美とお母さんは職員玄関の扉を開けた。
母｢わざわざありがとうございました。明日からよろしくお願いします。｣
礼儀正しくお礼を言っていた。
由美は、ありがとうございました、と頭を下げ玄関を出た。
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