別れ…?

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別れ…?

今日は半年記念日。 迎えにくる約束なのに もう待ち合わせから 2時間も過ぎてる。 「おかけになった電話は…」 電話にもでない 不安で仕方なかった (嫌な予感がする…。) もう一度かけ直そうとした時 ♪♪♪~ 隼人のお兄さんだ 「もしもし?」 「美希ちゃん!?大変なんだ!!!隼人が!!!隼人が…!!」 「えっ…?」 「とにかく〇〇病院に来て!!」 気を失うかと思った。 隼人はどうしてるの!? 急いで病院に向かった。 「隼人っっ!!!」 そこには呼吸器をつけた 包帯だらけの隼人がいた 「隼人っ!?ねぇ隼人!!!」 「美希ちゃん落ち着いて!! こいつ…バイクでトラックと事故ったんだ。俺は後ろ走ってたんだけど。相手は飲酒運転だったらしい。今は意識が戻らない状態なんだ。回復する見込みは10%もないらしい…。」 隼人がいなくなっちゃう? そんなの嫌だ!!! 溢れる涙を拭う余裕もなく ただ隼人の手を握っていた 何時間たっただろう… 「美希ちゃん、しっかりして。」 そんな私を心配して お兄さんが話しかけてきた 「なぁ美希ちゃん。隼人がこんな状態でパニックになるのは分かる。でも美希ちゃんがそんなんじゃ隼人が起きたとき心配しちゃうだろ?(笑)今は隼人が回復するのを信じて待とう…。」 「…はい」 「とりあえず今日は、もう遅いし帰ろうか。家まで送るよ」 家に着いてからも 涙が止まらなかった。 もし隼人が死んだら 私どうすればいいの? 隼人がいなきゃ生きていけない 「美希…どうしたの?」 心配してお母さんが 部屋に入ってきた。 泣きながら全て話すと お母さんの目が赤くなっている 「いま美希がすごく辛いのは分かるよ。でも泣いてばかりじゃ、なにもできないよ?」 そう言ってだきしめてくれた お母さんの胸の中で 大声で泣いた。 その間ずっと頭を撫でてくれてた 目が覚めると、もう朝だった ♪♪♪~ 【着信】お兄さん 「もしもし?」 「美希ちゃん…隼人が いま息をひきとった。」 いきなりすぎて声が出なかった 「とりあえず病院に来て」 「…はい」 力を振り絞って返事をすると 全身の力が抜けてしまった 「隼人…」 涙をこらえ病院に向かった
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