動き出したキモチ

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出会いはありきたりだった。 何処にでもあるような、出会い。 私達を引き合わせる『誰か』がいなければ、私達は一生、お互いを知らずに生きていっただろう…。 顔も知らない貴方と、メールをしたり、電話をしたりするのに抵抗がなかったわけじゃない…。 ただ、この現実と光の狭間で、私は何故か貴方に惹かれていったんだ。 貴方が奏でる音楽のような素敵な言葉達に、決して嘘はない。とずっと信じていたんだ。 いつまでも、貴方の奏でる音楽を聞き続けたいと、私は思っていた。
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