もっと生きたい?それとも…

もう小森さんが寝たきりになって一週間がたつ。結局本当の事は言えなかった。いや、今伝えてしまったら死の恐怖でまともな精神ではいられないだろう。もうすべてが手遅れだった… 何も出来ない自分がとても情けなく、小森さんが苦しむ姿を見るたびに泣きたくなった。情けない… 俺はもう検温以外では小森さんの部屋に行くことが出来なくなっていた。そして２週間後。

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