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俺はその日の業務が終わり小森さんの部屋を横切り帰ろうとしていた。
しかしその日は何か胸騒ぎがした。
小森さんの部屋を覗くといつものようにベッドで横になっている姿が見えた。
しかし、次の瞬間全身に電気が走る。
吐血している!それも大量に!
『すいません!小森さんが吐血しています!』
ナースコールを押し、すぐに他の看護師に応援を呼ぶ。
しかし小森さんはもう息をしていなかった。
すぐに他の看護師が駆け付け、主治医も到着し心肺蘇生の準備を行う。
急いで心電図モニターを装着するとなんとか心臓は動いていた。
しかし、呼吸が止まってしまっては心臓も長くはもなたい。
すぐに挿管(口から気管にくだを入れ、人口的に呼吸を行う方法)を行い、呼吸が落ち着いたのち鼻からくだを入れ胃の中を洗浄した。
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