僕たちの物語…

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階段を走って行く裕太くんと真央ちゃんを私は見ていた… 「どうやら…思い出したようだな…」 その声に私は振り向く… 「トキお兄ちゃん…」 トキは背広姿でメガネをかけていた。 「おいおい…学校では先生…と呼んでほしいものだな…」 笑うお兄ちゃん… あの時… あの屋敷で… 私は指輪に向かって祈った…
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