えーき様がやってきた。

詳しい内容はこうだ。
先日、閻魔の間で開かれた会議で、小町の話が出たらしい。

議題は小町のサボり癖について。

その事に関して、直属の上司である四季映姫に責任がある。という結論に至ったらしい閻魔達は対策と、四季映姫に対する責任を取る意味も兼ねて、今回の件が実行されたらしい。

『つまり……』

『自業自得、と言うことです。』

無情なその言葉に小町は大きくため息を吐く。

冗談ではない。上司と一緒に生活なんて心が休まらない。

これでは監視されてるようなものだ。

人権侵害だ。

などといろいろな不満はあれども、辞令の紙に押されている四季映姫以外の閻魔の判が、それが覆らない事実だという事を物語っていた。

同棲したくない理由はそれだけでは無いけども。