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いつものように、駅に行き会社にいくはずだった私…私の前にいた男に向かって、誰かが体当たりした
周りは騒然となる
体当たりしてきたのは私と同じくらいの年齢の男
右手には血まみれのナイフを持っていた
倒れた男は2、3度ひきつけみたいなものを起こすと、動かなくなってしまった
瞬間の出来事に、私は瞬きも出来ずに立ち尽くす
飛び散る血痕は私のハイヒールにもついていた
そのあとは覚えていない
ただ警察署に夫が迎えに来てくれた事と、手錠をされた男とすれ違った事だけは、ハッキリ覚えている
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