次の日…

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俺は無事に学校に到着したものの、眠気に負けてしまい一時間目の授業から寝てしまった。 キーンコーン♪カーンコーン♪ 授業が終了するチャイムで目を覚ます。 『なにぃっ∑;もう昼休み!?…そんなに寝てたのか…』 俺が時計を見ると、そのチャイムは四時間目の授業の終了を告げるものだった。 『おう、木村!ずけえなお前、殆ど爆睡してたじゃねえか、何しに学校に来たんだよ』 後ろから声をかけてきたのは、俺の数少ない友人の1人で名前を『雲野実』と言う。 成績は上の下、スポーツも並以上の有能な男だ。 『仕方ないだろ、昨日はあまり寝てないんだから』 『あまり寝てない?お前、そんなに夜更かしなんてしないだろ?』 『やむを得ない事情があってな…遅くまで起きてたんだ』 『お前にそんな事情があるのは驚きだな、部活も入ってないし暇だと思ってたぞ』 なにやら失礼な事を言っているが、魔術の授業だなんて説明は出来ない…なので。 『仲の良い友達と語り合ってたんだ、気が付いたら深夜だったと言う訳』 『仲の良い友達?…はっ!まさかお前』 『ん?何だ?』 ガシッと肩を掴んで、真剣な顔をしながら言ってきた。
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