次の日…

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『女だな!?彼女が出来たんだろ!!そうだ…そうに違いない!』 真剣な顔をするから何かと思えば… 『…確かに相手は女子だが、ハッキリ言って彼女でも何でもない、友人だ』 『しかしな、夜中まで男の部屋に居るのは、そりゃちょっと仲良し過ぎる気がするんだがな』 『そんな事を言われてもな…ただ話をしていただけだし』 『話ってどんな?』 『それは秘密だ、禁断の領域に踏み込むな』 『なんたよ禁断の領域って;…聞かれちゃマズい事か?…安心しろ、俺も男だ、秘密は守る』 意味は分からないが、ぐっと拳を握りしめて、何かを力強く決意するみたいな素振りを見せてる、まあ、雲野が知りたいのは単に女性に対して、基本的に厳しい評価をする俺が受け入れるような女って、どんな女なんだろう…とかそんな所であろうが、面倒なので、その話題に関してツッコミしにくいよう口を封じる事にした。 『悪いがどうしても言えない、その女友達のプライベートな相談も含まれてる話だからな、俺から迂闊に話すなんてのは無理なんだよ』 『そうなのか?……ん…それなら仕方ないか』 こう言うと、雲野は相手の事情に深く首を突っ込まないので、大いに助かる。
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