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『僕の名前はギル……ギル・ランスレット。 いずれ神を殺す男だ』『私の名前はアルモニ・リ・イクスピアリ……』『なぁアルモニ、お前の力が必要なんだ。 僕と一緒に来ないか?』『私の……力?』『そう……君の力が必要なんだ』――――『さて、次はどこですか、ギルさん』『さん、なんて……僕は偉いような人間じゃないよ、アルモニ』『何言ってるんですか、ギルさんはギルさんです』『いや、その強きな言動の意味が全くわからないんだけど……』――――『私に名前なんか……ありませんよ……』『天使を奴隷にする、か……パラケルススって奴……多分魔女だな』『うん、微かに魔力が感じます』『よし……君、えーと……じゃあ、名前をあげよう。 そうだな……どうやら先見が出来るらしいから……うん、今日から君は、明、だ』『……明?』『あぁ、プリチーだろ? 先見の明、だ』『ギルさんがプリチー……ぶふ!』『わ、笑うなよ!』――――『さて、仲間がついに三人になったな』『そうだねぇ……』『いえーす♪』――――『やい、そこの自称宇宙人。 そんな無表情じゃ詰まらんだろうが。 よし……僕がお前を元気にさせてやる。 着いて来い』『え? 宇宙神の娘さんなのですか? すごいです♪ そういえば、アルモニさんも偉い方の娘さんなんですよね?』『古い話さ……くふふふ……』『うわ! お前の笑い、怖いぞ!』『なっ……! し、失礼な!』『………ふふ』『お、ようやく笑ったな、お前』『…………』『まぁ、そんなしまったって顔すんなよ。 楽しいだろ? 笑うのって』『…………』『どうなんだい?』『楽しいですよね♪』『………はい…』――――『私は代々上に立つべくして進化を続けてきた、ミムラの者だ!』『なんか……意味のよくわからない人だねぇ……』『私、よくわからないです』『………ユニーク』――――『私は、一生あなたについていきます! マイマスター神殺し!』『ありがたいことなのか、うざいことなのか……気持ち悪い奴が来てしまったみたいだね……』『き、気持ち悪いなんて失礼ですよ、アルモニさん!』『………苦手…』『お前たち、そんなにミムラが嫌いか……』『少なくとも、ボクは気持ち悪いと思うね……』『す、すこぉしだけ、苦手ですが……』『………苦手…』――――
波
紋
が
広
が
る
・
・
・
さ
ぁ
行
こ
う
・
・
・
輝
い
て
い
た
、
あ
の
日
へ
と
・
・
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