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明け方の閉店間際まで飲み続けた彼女はついにカウンターで寝てしまったのだった
店長に「タクシーに乗っけてやれ」と言われ
仕方なく肩に抱えながら タクシー乗り場まで
ろれつも回らなくなっていたので聞き出すのに苦労したが 家は近所だった
俺は一緒にタクシーに乗り家まで送ることにした
当然、この時下心がなかったと言えば嘘になる
でもこの時の俺は下心と言うより 彼女が何者なのかを知りたいという気持ちが強かったのである
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