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「やっとキたわよ!!」
やや興奮気味なおばちゃんはあまりにも無邪気に言うので、俺はいつもの営業スマイルで返した。
「しかも確変ですね。おめでとうございます」
「もういくら使ったかわからないわよ。そっちの玉返してちょうだい」
おばちゃんは憎たらしい顔で俺に指図する。
言われなくてもそのつもりですから……。
そしてその後、おばちゃんは次々とドル箱を積み上げていき、俺がおばちゃんの玉を交換することになってしまった。
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