イジメ……カッコ悪い。やっちゃ駄目だよ!!

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「美優ー、入っても大丈夫か?」 「僕の下着姿見たいなら入ってもいいよ~」 「遠慮しておこう。確認事項を聞いてみるだけにする。美優はスカート持ってきているのか?」  扉越しでの会話をしていたのだが、俺の言葉の後に美優はなにも言わない。  まさかとは思うけど……持ってきてないのかな? 「う~ん、僕としてはこのままの姿で誘惑したいからスカートとか上着はいらないんだけどね。流石にスカートもはかないで、外歩いてたら、警察官のお兄さんに捕まっちゃうよ」 「確かにな。じゃあ、スカートは持ってきているって事でいいのか?」  美優はうんと頷いた。  まあ、さっきの会話の中で変な箇所も混ざってたけど、それは気にしてたら負けなのだろう。 「早く制服を着て部屋の外に来いよ。っつーか、お前は朝飯食ってないよな? どうする? なにか作ろうか?」 「僕は宗を食べれればそれでいいよ」  ふー、馬鹿ですかこの子は。  なんでもかんでも、そういう話に持っていくとは……。  なんて言葉の続きを発したらいいか、分からないんだが。  美優もセーラー服に着替えて出てきたので、一緒に学校に向かっていく。  朝飯はコンビニでなにか買うからいいようだ。
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