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小一、小二の頃
結構平々凡々に楽しい小学校生活をしておりました。私は非常に無邪気な子供でした。
小一の終了時に、Sさんが転校していきました。非常に淋しかったです。また小二の終了時に、Mさん迄も転校していきました。私の周りには、Oさんがまだ居ましたから、何とでもなるだろうと言う楽観的な気持ちしか有りませんでしたね。
酷いいじめ始まる
小三になった私を待っていたのは、友人が居なくなった為に起きた私へのいじめでした。元はガキ大将クラスの大きな男の子が、私の下らない癖を見つけ、はやし立てたのです。それから私はクラスで孤立してしまいました。
Oさんも話さないからと対象になっていました。私が彼女を庇ったのがきっかけで、ますますいじめが酷くなりました。このいじめは、中三卒業時迄続きました。眼鏡も一年に一度は壊されました。
眼鏡を掛ける
小三の学校検診で、目が物凄い悪い事が判り、目医者さんへ行きました。そしたら眼鏡を作るよう言われ、初めて眼鏡を掛けました。掛けた時から今日迄ずっと眼鏡猿です。
悪くなった原因は本の読みすぎ。私の時代には、まだファミコンすら有りませんでしたからね。物凄い活字狂でした。世界偉人伝全50巻読破、エドガー・アラン・ポー、星新一、シェークスピア、アガサ・クリスティ、オルコット等など……。余りにも物凄いので、母が隠し倒しましたが、それならと百科辞典、国語辞典迄読み漁りました。小一の時の課外授業迄本読みたさにサボった位です。
小三の頃
何となくですが記憶にはかなり残っています。当時日記を書いていたからでしょうね。学校の宿題だっただけなんですが、何か書く事が楽しいなと言う快感に目覚めたからでしょうか。
夏は父が単身勤めていたホテルの寮に案内して貰い行きましたし、正月は父の弟弟子に当たる方の招待で、広島県福山市のホテルで過ごしました。
また夏には、父が勤めていた店の従業員の方々と、兵庫県の仁川にバーベキューしにも行きました。
私の父は、16歳より板前の道に入り、この頃は何処行っても総料理長である位の地位にいましたね。
何度か父の働いている姿を見ましたが、凄く格好良くて大好きでした。
担任の先生は、私がいじめられていても
『あなたが総て悪いんだから』
と言って、注意もせず、無視していました。凄く悔しかった。
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