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少年はいつも一人だった。
別にいじめに逢っているわけでも、そのままの《ひとり》と言う意味でもない。
ただ、
人との関わりがほとんどないのだ。
別に友達がいない訳ではない。
学校に行けば、昨夜のテレビ番組や最近流行のマンガやゲームの話も多少はする。
だけど、どこかで一線を引いている。
その人たちから見れば、
もしかすると友達以下の存在なのかもしれない。
否、
きっと、自分自身で友達以下だと思っているのだろう。
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