まぼろしメモリアル

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貭川「なんだ!?この背筋が凍るようなタイトルは!!」 なぎさ「あれ?タイトルで一発OKだと思ったんですけどね…。」 どういう思考回路をしたら、一発OKがもらえるなんて思うんだろうか…。 一発KOの間違いじゃないか? なぎさ「これは貭川さんと淳さんのラブコメですよ!」 貭川「…ラブコメ?」 なぎさ「聞いてください…私の傑作です♪」 いや、聞きたくな…声が出ない!? …まさか、暴走!? なぎさ 暴走モード突入 皆さんはじめまして♪私の名前は市井 淳、恋に夢見る美少女です♪ そんな私は運命の出会いを求めて、いつもトーストをかじりながら遅刻ギリギリで登校するの♪ 淳「ぅ~!早く行かないと遅刻しちゃいます~!はぅっ!?」 いっけない!私ったら朝ご飯のトーストとデュエルモンスターズのカードを間違えちゃった!! もう戻ってる時間ないよね…学校に向かってバタバタと走る私…曲がり角を曲がったその時、私は男の人にぶつかってしまったの! 淳「きゃあ!いたいです~…もう、どこ見てるんですか!?」 貭川「あっ、ごめん…急いでたから…」 淳「あっ…」 なに…?この胸の高鳴り…もしかして、これが恋なの? なぎさ「ねぇねぇ、どうですか!?」 貭川「うん、却下。オレの予想を上回る結果でした。」 何…?これがラブコメ?
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