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記憶を一人で漁ること数時間
稀神は曖昧な記憶を見つけた
~・~・~・~・~・~・~・~
「稀神君!
瑠香 大人になったら
稀神君のお嫁さんになるんだって//
だから大人になったらよろしくね??」
「うん//
大人になったらね♪
また戻って来たら よろしくね!」
子供の頃の幼い約束
そういえば親が決めたんだっけ?
俺と水無瀬が将来結婚するって...
ってか 親が
『許婚の瑠香ちゃんを泣かせないようにね』
って言ってたような...
~・~・~・~・~・~・~・~
「あっ...」
稀神は不意に声をあげた
ビクッ
水無......瑠香がびっくりしたようだ
「どうかしたの?」
「いや、俺と瑠香の関係を思い出しただけだ」
ぽっ
「//////」
瑠香の顔が真っ赤になった
当たり前か....
なんせ 俺と瑠香が許婚なんてな...
忘れてたぜ...
「わ、忘れてたんですか!?
酷いです!!」
泣き出してしまった
ってかさ 今 俺の心読んだよね?また読心術ってやつですか?
........
って 今そんな事してる場合じゃねぇ
泣いてr....
「誰が泣いてるんですか?ニヤニヤ」
「誰じゃねぇ!瑠香を泣きy....」
稀神の前に居たのはさっきまで泣いていた瑠香本人だった
嘘泣きかよ!....
「嘘泣きもひとつの武器ですよ♪」
また心読んだよ.....
この人...
不意に瑠香の一言
「今日から一緒に暮らすから♪」
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