"学校での二人"

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遅刻は確定だからゆっくり登校している 「朝は瑠香のせいで最悪だったからな...」 ゆっくり歩いているとはいえ時間が経つのは早い あっという間に学校に着いてしまった とはいえ時間的に一時限目は始まっているだろう 俺は授業中にも関わらず普通に教室内に入り席に着く 「蒼海、遅刻だぞ すいませんの一言も無いのか?」 「すいませんでした」 座りながら適当に言う 「...たく まぁいい 授業に戻るぞ」 先生は再び授業に入る 「聞いてられるかよ...」 俺はかばんを枕にして眠りに就く....はずだった 「授業はしっかり聞かないとダメなんだぞ♪」 瑠香がニコニコしながら言ってきた 「やだ... だるい」 「だるいのは分かるけど寝るのはだぁめぇ」 「分かるなら見逃してくれ」 「う~ん...やだダメ」 「まぁいいや 授業終わったら起こして... よろしく 瑠香」 「えっ? 起こさないからね」 「よろしく」 そういって眠りに就く 授業中の風景は変わらない .
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