流れ星

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ボクは、 マンションの5階にある ボクの家まで全力で走った。 もう何も考えずに、 ひたすら走った。 途中、近所の人や 友達ともすれ違ったけど、 ボクの目には全く入らなかった。 帰り着いたボクは、 部屋に鞄を投げ捨てて、 出迎えてくれた愛犬"パール"と共に 再び家を飛び出した。 『パール!!学校の近くで 流れ星を見たんだ! 見ただけじゃなくて、 あれは絶対落ちたんだよ!!』 ボクは興奮していて、 うまく言葉にできなかった。
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