士×ユウスケ②

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あれからもう何日経ったのか覚えていない。 あの日から、お前は俺の前から姿を消した。 ずっと会えないままだ。 いつも気がつけばアイツがいた。 次の世界へ行くときも戦うときも… だけど…今はいない… ユウスケ… ―かさ、士! 「おい士!早く起きろって!」 ユウスケ? 俺は目を擦り起き上がった。 俺はユウスケがいなくなる悪夢を見ていたのか? それとも… これが夢なのか…? 「士が全然来ないから夏海ちゃん怒ってるよ?」 「だいたいわかった…。」 俺はニッと笑い起き上がった。 「お前はパシられてきたんだろ?」 「パッ…パシリ…?まぁそうなんだけど…って///それは関係ないだろ!」 この程度で照れるとはまだまだ子供だな。 夏海もずっと待たせると煩いから行ってやるか。 「士君、いつまで寝てるんですか!みんなを待たせないでください!」 始まった。 来たらすぐにこれだ…。 夏みかん説教。 今に始まったことではないから俺は無視し続け食べ始める。 あまりにも説教が長いとユウスケが夏海を止めに入る。 が、しかし、今度は止めに入ったユウスケに説教が下る。 これは見ていて非常に面白いものだ。
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