士×ユウスケ

4/6
前へ
/20ページ
次へ
「危ないッ士!ぅ…」 俺目掛けて飛んできた強い 魔力みたいなもの…… 新しい怪物か…? ユウスケは俺を庇って重症を負ってしまった。 息をはぁっとだし、重そうに目を明け、辛そうな表情で俺を見た。 「ユウスケ!大丈夫か!?」 そして、ニコッと笑い俺に言った。 「なぁ…つか…さ…昨日の…答…え…聞か…せて…よ…」 「この状況でそんなこと聞くなッ!」 ユウスケは何の抵抗もなく右腕を上げ、俺の頬に手を寄せもう一度ニコッと笑った。 そして… そのまま手は落ち瞳を閉じた。 俺は叫んだ。 何度もユウスケの名を叫んだ。 ユウスケに想いを伝えた。 《好きだ》と。    ~end~   * →おまけ *
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加