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総司たちが大広間に行くと、大半の隊士が席に着いていて、皆目の前の料理に目を丸くしていた
総司「皆さん平助のつくったものに目を丸くしてますよ?」
新八「どうせ酷すぎて目ぇ丸くしてんだ…ろ…」
総司と新八は席に着きながら話していて、やっと目の前の料理を見た
「旨そう!??」
「美味しそう!!」
総司たちはとても普通に美味しそうな料理に目を丸くしていた
新八「こ…これ、本当に平助が…?」
「私が作りましたよ」
総司たちと隊士たちは声のした方へ目を一斉に向けた、其処には割烹着を着た楓が料理をまだ運んでいた
総司「え!これ桜井さんが!?」
楓「はい、藤堂さんが作ったものが良かったのなら、あちらに置いてますが?」
楓が指した方は、部屋の隅で煮物と藤堂が言っていた謎の物体X…
黒々としたオーラを放っていて、総司と新八、隊士たちは「ひぃ!」と体を震わせながら
総司「こっちが良いんです!」
新八「頼む!こっち食わせてくれ!!
あんなもん、出さないでぇ~!」
と大広間に居たものが涙目で訴えた
楓はその状況が気味悪く、「まぁ…どうぞ、」と台所へそそくさと逃げて行った
その後、左之も大広間に着き、総司たちと同じように反応し、それを見た平助が落胆したのはちょっとしたお話…
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