触れてはならないもの

13/18
前へ
/333ページ
次へ
「じゃあクラスを……金沢伸明がいるクラスを調べよ」 私は携帯を取り出し、小説に記載されている、クラス名簿のページを開いて麻美に渡した。 「後、ここに書かれてる31人がこの学校に居るか確かめよ」 私は麻美に全てを説明した。 「そ、そんなの有り得ないでしょ!」 「じゃあどう説明する?説明出来る?調べなきゃ!」 麻美が突然、私の携帯を落とし急に怯えだした。 「あ、さっきあそこに居た男の子……金沢伸明だ」 「どういうこと?」
/333ページ

最初のコメントを投稿しよう!

259945人が本棚に入れています
本棚に追加