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「みんな聞いてくれ。こんな殺し合いに……何の意味がある。友達が友達を殺すことがどれだけ、残酷なものか見たか?醜いだけだ……その先に残るものは一つもない──健太朗動くな!!」
「どうしてなんだ!説明しろ剛志!!」
「みんな理解…した……か?携帯を受け取っ…オエッ……メール……じゃあな」
剛志はバタンと前方に倒れ、心臓に刺さってるバタフライナイフが、深く押し込まれる。
左手に携帯を持ち、それを健太朗に差し出した状態で動かなくなる。
「剛志ぃいいい!!」
健太朗は涙を拭って、剛志が握ってる携帯を受け取った。
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