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彼女は若年性アルツハイマーだった
それでも俺は彼女が好きだった
毎日俺に惚れてくれると前向きに考えていた
だけど現実はそんな甘くはなかった
ある日遊んでいたら違う名前でよばれた
元彼の名前だった
その日はずっとその名前で呼ばれた
つらかった
でもしょうがないと思った
夜彼女から電話がかかってきた
泣いていた
彼女「もう私と別れて」
意味がわからなかった
俺「急にどうしたん?」
彼女「‥‥」
俺「喋らなわからんやろ」
彼女「もう好きやなくなったバイバイ」
電話がきれた
突然の出来事に何も考えることができなかった
なにもする気がおきない
携帯のアラームがなった
アラームの音が苛立たせる
携帯の電源をきった
それからすこし寝た
家の電話の音がうるさい
しょうがなく電話に出た
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