序章

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『ファンタジック……要するに空想でしょ?う~ん……内容的には良いと思うんだけどなぁ』 あたしは先程の本をチラッと見ながら 『だけど妖なんて見た事無いし、見た事無いもんをどう表現するか……』 溜め息を吐きながら、パソコンに手を掛け 【安倍晴明】 と入力、検索を掛ける。 『うわー、いっぱいあるじゃん。安倍晴明って実在した人だよね。妖について何か書き残して無いかな?』 と期待するも、呆気なく期待外れ。 『はぁー。そんな都合良くいかないか』 諦めかけた時、ひとつの画像が目に止まった。 『……星のマーク?』 説明文を読んでいくと 『へぇー、これ五芒星って言うんだ。魔除けに使われたって事は……うん、あたしの小説に頂き』 早速、印刷してみる。
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