123人が本棚に入れています
本棚に追加
相手によるのかよ?
私達じゃなかったら、どうだったんだ。
くだらな…。
相手にしたくもない。
女のコへ顔を向けると、泣く寸前だったのか、
鼻をうっすら赤くして、それでも泣くまいとしてたように頼りなさげに力を入れた目を真っ赤に充血させて、
私を、ゆっくりと見た。
ん…?
なんか気になる顔だった。
けど知らないなぁ。
相手も何故か驚いたような顔をしている。
よくわからずすっきりしないままそのコから平良へと目線を移した。
「帰るけどさ…そのコも一緒に連れて帰るから」
後ろで恵子が えっ…と言ってたが関係ない。
気になるから、それだけ。
何が悪い?
最初のコメントを投稿しよう!