絡まる想い

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「だよなぁ?なぁ沙代だって知ってるだろ。なのになんで何も言わない?」 いきなり眼光が私に向かう。 「また傷つくのはこいつだろ!? 沙代!?それでもダチかよ?言わないのが優しさとか思ってんの?」 「…思ってねぇよ。恵子少し落ち着け…。みちるにはみちるの気持ちや想いがあるだろが?決心した事だって相手や時間で変わるだろ?」 恵子は鼻で笑った。 「なんだそれ?綺麗事言いやがって」 「はぁ?」 なんか、カチンと来た…。 「結局、運命だとか言って寂しいだけじゃん?」 恵子はみちるに向かい、鼻で笑った。 「おまえ結局ヤリ…」
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