絡まる想い

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頭からマサを無理矢理追い出し、布団から出ると着替えた。 と、視界に入る携帯の光。 テーブルに無造作に置いてあった携帯が、未読メールがある事を告げている。 「あ…」 携帯を開くと、期待するのをやめていたはずの…あんなに待っていたマサからのメールだった。 喜びが全身を急激に周り、息をするのを一瞬忘れてしまった。 嬉しくてたまらなくて、同時に涙が出そうになる。 理由なんてわからない。 ただ、嬉しかった…。
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